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定価:1,320円(本体1,200円)
ティンラッドとオウルの旅は、商人のロハス、神官のアベル、魔法使いのバルガスを加えて大所帯になっていたが、勝手なことばかりやり出し、いざという時にちっとも役に立たない面々ばかりで、ますますオウルは頭を抱えているのだった。
次の行き先を決めるにあたり、トーレグの町に戻ることにした一行。町に戻ると、一行は長から、魔法使い・タラバラン師の娘であるマージョリーの悩みを聞いてやってくれと頼まれるが!?
定価:1,320円(本体1,200円)
10年前に突然現れ、瞬く間に世界中に広がった魔物たちによって人間たちの生活は脅かされていた
そんなソエル王国の都で占い師として冴えない生活をしている魔術師のオウルは、手相を見てほしいと言ってきた「船長」と名乗る男・ティンラッドと出会う。
「天下も取れる手相だ。こんな手相は初めて見た。アンタなら、もしかしてこの世のどこかにいるという魔王を倒すこともできるかもな」などと適当にあしらったつもりだったが、なぜかティンラッドはオウルの言葉を一分も疑うことなく信じ込み、この世のどこかにいるという噂の魔王を倒す旅に出ると言い出したのだ。
しかも、「お前には見届ける義務がある」と言って、オウルを連れ出して――。
レベル35という驚異的なステータスのティンラッドに振り回されるオウル。
盗賊団やゴロツキどもぶっ飛ばし、あっさりと報奨金を手にしたティンラッドとオウルは本当に魔物探しの旅に出る。
その道中で、ちょっとうさんくさいわけあり風の商人・ロハス、どうにも頼りない神官のアベル、やたらとかっこつけてる魔法使いのバルガスも仲間に加わって、一行はさらなる珍道中を繰り広げることになる。
自称「最強の船長」と「最高に使えない仲間たち」が、まだ誰も見たことのない魔王の姿を求めて旅をする、コメディありシリアスありの冒険物語、ここに開巻!