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女王陛下の異世界戦略

女王陛下の異世界戦略 3

著:第616特別情報大隊
イラスト:巖本 英利

定価:1,320円(本体1,200円)

発売日
2019年10月06日
ISBN
9784065167106

 マルーク王国、シュトラウト公国を瞬く間に殲滅せしめた蟲の女王・グレビレア。
 彼女は、シュトラウト公国の湾岸部にちょっかいを出してくる賊に興味を示す。彼等の正体は、公国近海で略奪行為を行う女海賊・イザベラとその一味であった。海賊たちは「アトランティカ」という共同体を成しており、その戦力は馬鹿にはできない。
 グレビレアはイザベラと結託し、海上戦力の強化をはかる。これは、すみやかに第三の目標「フランツ教皇国」を攻め入るための布石だーー。

女王陛下の異世界戦略 2

著:第616特別情報大隊
イラスト:巖本 英利

定価:1,320円(本体1,200円)

発売日
2019年02月07日
ISBN
9784065139240

 西の雄、マルーク王国を瞬く間に殲滅、占拠したアラクネア。
 この軍勢を率いるのは、現世から転生してきた女王・グレビレアである。
 彼女は現世ではごく普通の女子大生だったが、不可思議な現象により、ネットでプレイしていたリアルタイム・ストラテジーゲーム世界にそっくりな異世界に身を置くことになった。
 ゲームの中で一目置かれるほど“戦略”に長けていた彼女は、異世界での侵略戦争にも惜しみなく才を発揮していく。
 彼女は諸国殲滅の近道のため、シュトラウト公国の駆逐に狙いを定める。速やかに防衛網を叩くため、精鋭を引き連れ山路から首都シュトラウト公国の港湾都市・マリーンに侵入するグレビレアたち。
 彼女らは国の特徴、地形などをこと細かに探るため、意図的に自らを「冒険者ギルド」に登録をする。
 女王とその配下たちは、日々、グリフォンやマンティコアなどの強獣を倒しながら、シュトラウト公国の首を掻き切るための爪を研ぐのだ--。
 第2巻では北の貿易国家へ、冒険者ギルド、社交界、大陸諸国会議、動き出すものたち、粛清、夢うつつ、葛藤、騎兵、海という怪物、簒奪の末路、誘惑と助言、シュトラウトの衝撃の、計13章を収録。
 アラクネアの圧倒的な「暴」の前に竦む者、また策略を巡らす者、さまざまな人の想いが交錯しては爆ぜる今巻もまた傑作。
 くれぐれもお見逃しなく……。

女王陛下の異世界戦略 1

著:第616特別情報大隊
イラスト:巖本 英利

定価:1,320円(本体1,200円)

発売日
2018年10月07日
ISBN
9784065132593

 とあるリアルタイム・ストラテジーゲームで、悪の属性である陣営「アラクネア」を好んで使用していた主人公の女子大生。
 ある日、自分がゲームの中にそっくりな異世界にいることに気付く。
 しかも身体は14歳程度に若返っていた。
 加えて、ゲームとはやや異なる部分があるものの、ゲームのプレイ内容と同じようにアラクネアを率いる立場にいた。
 配下の蟲――スワームたちは主人公を女王と称え、しきりに「我らに勝利を」と冀求する。
 戸惑いながらも主人公は、生きていくためにスワームたちを育て、近隣の村に住まうエルフたちと友好的な関係を築く。
 しかし、森に出入りする奴隷商人にスワームを殺されたことと、エルフの村が人間の騎士団に焼き討ちにあったことで、主人公は近隣の町の蹂躙虐殺を経て騎士団を派遣してきた隣国に攻め入ることを決める。
 全ては報復のためだ。
 いや――これは異世界の国々を蹂躙する口実だ。
 少女は女王として立ち、残虐な戦争を開始する。
 その手腕はまさに手練れのそれだった。
それこそ現実世界でゲームをプレイしていたような苛烈ささえあった――。
本書ではプロローグ、現状確認、プランB、報復に向けて、自然な流血、エルフ村の惨劇、マルーク王国、リーンの戦い、肉団子、アーリル川の戦い、王国の終焉、燻る炎、変異の、
計十三章を収録。
見目麗しい女王による、熾烈かつ鮮烈な殲滅戦をご堪能あれ。

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